Introduction

理事長・校長挨拶

理事長・校長 大野 博之
今年の五峯祭のメインテーマは、「Moonshot」です。この言葉は「なりたい未来を描き、斬新でかつ困難な、大きな影響をもたらす壮大な課題や挑戦」を意味します。COVID-19の蔓延により、昨年に引き続きオンラインでの開催となりましたが、中学校高等学校の全生徒が一致団結した「第24回 五峯祭」が、生徒諸君に代え難い大いなる成果と生涯忘れ得ない大きな喜びをもたらすことを期待しています。
「五峯祭」は本校開校以来、生徒自らが考え、工夫し、他者と協力しながら作品を創り上げてその成果を発表する「学習成果の発表の場」として行われている行事です。視聴者による客観的な評価を通して、仲間とともに喜びを分かち合い、時には自己を省みて明日への糧とする大切な要素も含まれております。諸君は、この意義を充分理解した上で、期待に応えられるよう努力精進した成果を遺憾なく発揮し、視聴者からの期待と激励を活気に変えて、よい緊張感をもって取り組んでください。先輩達から脈々と受け継がれている伝統を、『温故知新』、未来をみつける糧とした生徒諸君が、自ら問題を解決しながら大きく成長する姿を目にすることを楽しみにしております。
ご視聴者の皆様におかれましても、発表は必ずしも完成されたものばかりではありませんが、是非この機会に生徒たちの学習活動の一端をご覧いただき、ご助言など賜れば幸甚に存じます。また、保護者の方々による企画もございますので、あわせてご覧ください。
「五峯祭」の開催にあたり温かい励ましとご支援を賜りました保護者会・後援会ならびに関係の皆様に対し心から御礼申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

実行委員長挨拶

根本 真歌
(蓮田市立黒浜中学校出身)
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年度に引き続き2度目のオンラインでの実施になりました。実行委員会では一般公開の可否について検討を重ねましたが、オンライン開催を主とする形に着地しました。今年も皆様にお会いできないことを残念に思っております。しかし、昨年度のオンライン開催の経験を生かし、今回のテーマ、Moonshotに沿うように、パンデミックの状況にあっても今の私達の最大限の力で、五峯祭を作っていかなければならないと感じました。
先月、オリンピックが開催されましたが、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は「共生」を大会のテーマ、モットーとして掲げていました。私は「共生」という言葉には、多様性の肯定だけでなく、パンデミックの現状と「共生」していかなければならないという意味もあるのではないかと思い、同時に、私たちも2度目のオンライン五峯祭を成功させたいという熱意が湧き上がってきました。
今できることに全力で取り組み、1人1人の力を合わせ創り上げた五峯祭で1人でも多くの方に元気を与えることができたらと思います。開催にご協力いただきました諸先生方、保護者の皆様、生徒の皆さんに感謝申し上げます。去年とは一味違う、第24回五峯祭をどうぞお楽しみください。

生徒会長挨拶

池沢 将徳
(さいたま市立慈恩寺中学校出身)
皆さん、こんにちは。生徒会会長の高校2年、池沢将徳です。早いもので、今年度の五峯祭開催が目前に迫ってまいりました。新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年からオンライン開催が主になった五峯祭ですが、今年度はMoonshotをテーマに野心的な取り組みを数多く揃えました。
今まさに新型コロナウイルスと闘っている私たち。私たち生徒会役員、実行委員会、そして生徒の一人ひとりに至るまでが、一丸となって、より良いものを目指して努力を続けてまいりました。ぜひ、オンライン文化祭を通して、コロナに負けず前向きに頑張ってきた私たちの姿を見届けてください。
それでは令和3年度五峯祭、存分にお楽しみください。